曹洞宗 智満寺 | 河根法窟・川根大仏の寺
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こころの三十三観音
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こころの三十三観音
Thirty-three Kannon
【
第一番:出会い観音
】
救道者の姿勢を待ち、正しい道をゆくのです。わが事のみの利益は放下して、菩薩の悲願に生きるのです。
【
第二番:出会い観音
】
観世音菩薩は曾て多くの仏陀のおそばにて聞法をし、修行を重ねて大悲の誓願を立てられました。爾来、応現の身を粉にしてお働きのことです。大悲の仏を仰ぎます。
【
第三番:母心観音
】
観音様は男女の相を超越してはおりますが、子を憶う母の慈愛に鑑みて、思いやりは母心の深さにたとえられるでしょう。母ならばあなたの辛さをわがこととして受け止めてくれるはずです。
【
第四番:合掌観音
】
手を合わせる美しい作法は人間尊重の表現と思います。まして貴賎の差別をしない人こそ、菩薩の行いに外なりません。
【
第五番:さわやか観音
】
さわやかに清しく生きてこそ悔いは残りません。心地を澄まし、一刻も一年も過ごしたいと念じます。
【
第六番:そよ風観音
】
そよ風が立つように、その中に居るだけでお互いが幸せになれるような徳分を具えたいものです。陰ながら善い行いを重ねてください。
【
第七番:天空観音
】
年齢のどの時点もかけがえのない尊いことなのですから、若さを奢らず老いを嘆かず、夫々の生き方を深めることこそ肝要です。
【
第八番:清香観音
】
花は半開を看るを良しとする言葉があります。しずかに清香を開き、身心を整えれば、おのずと清廉のひとになれるでしょう。
【
第九番:秋桜観音
】
秋ならばコスモス遍路で。春ならば菜の花遍路と感じます。回向返照の月日を享けての旅路です。
【
第十番:鯉(魚藍)観音
】
鯉素とは手紙の意味ですが、若しひとが煩悩海中に沈まんとする折りにも、一心に助けを求めれば、観音経に曰う如く 水難火難も免れるはずです。
【
第十一番:月光観音
】
濁りなき心の水に澄む月は 波もくだけて光とぞなる『道元禅師 傘松道詠』 月の出を待ち月に祈るうちに心が鎮まることでしょう。
【
第十二番:ともいき観音
】
共存共生の理は当然のことなのですが、中々それが成されません。人と人、人と自然の関わり合いに於いて、相互扶助と存在価値の意義を考慮しなければなりません。
【
第十三番:姿見観音
】
大圓鏡智というも真如の月というも、夫々の心の鏡を指すでしょう。菩薩にも夜叉にも変ずる相貎を鏡に映して顧みる必要はないでしょうか。鏡を曇らすこと勿れ。
【
第十四番:せせらぎ観音
】
渓聲便是廣長舌、 山色豈非清浄身、 夜来八萬四千偈、 他日如何挙似人。 蘇東坡の詩のように、仏祖の教えは遍界に普からずということはありません。
【
第十五番:梅花観音
】
清白の家風は宗門の主旨に適います。 梅花一枝にも凛然の淑気が宿っているのです。真理探梅が人生の旅かとも思えます。
【
第十六番:つくし観音
】
利他行は無理なく誰もがしたいもの。つくしが春を呼ぶように、あなたも回向が出来るでしょう。
【
第十七番:乙女観音
】
球道者の姿勢を待ち、正しい道をゆくのです。わが事のみの利益は放下して、菩薩の悲願に生きるのです。
【
第十八番:お茶(喫茶去)観音
】
喫茶喫飯の日常に仏法があります。お茶は心地の渇きを潤すでしょう。増して観音浄土のお寺です。どうぞお茶をば御一服。
【
第十九番:学び観音
】
学問を修めることは、正しい行いが出来る人になりたいが為。困難を乗り越えて、学ぶ事の楽しさが分かりますようにとお参りするのです。
【
第二十番:静思観音
】
慌しく移り変わる社会の様相に気を取られ、落ち着かない暮らしになりました。貧瞋痴まみれの身を律し、静思の人をめざしましょう。
【
第二十一番:微笑観音
】
釈尊の御心を了畢して摩訶迦葉尊者の微笑がありました。真のほほえみは、即時、感応一如となり得ます。
【
第二十二番:すみれ観音
】
愛別離苦の悲しさに泣いたひとなら菫の花を愛すでしょう。優しさゆえに別れの運命と思います。
【
第二十三番:妙玲観音
】
騒音を絶ち、耳を澄まし、心を調えれば、きっと聞こえるはずなのです。確かな妙玲菩薩の声として、甚深微笑の御教えが。
【
第二十四番:野花観音
】
秋風の野を分けて、自分捜しの旅に出たいと思います。道祖神に見送られながら、真実の自己を知るために。独りの時間をもつために。
【
第二十五番:海音観音
】
仏陀の説かれた法華経を諸経の中の王と讃えられることがあります。衆生を救うため、種々の手だてをつくされる方便力は頼もしく、人々に生きる勇気を与えます。観音の妙智力を信じ、お経を唱えます。
【
第二十六番:恋慕観音
】
人は恋い慕うことは自我を昇華させる過程です。真摯に悩むも青春の証しと思います。
【
第二十七番:なかよし観音
】
勝友なるがゆえに僧宝なのですから、和の輪が広まれば、修羅の乱れも収まるかも知れません。
【
第二十八番:わらべ観音
】
猶如赤子の憶いは慈愛の心の源泉です。時々童心に帰る必要を感じます。利欲にまみれ、取り返しのつかない事態にならぬよう、気をつけたいと思います。
【
第二十九番:縁生観音
】
四苦八苦の人生ながら、ひととして生まれた因縁を感謝したいと思います。十六条の戒律に帰命して、安らぎの生死を願うのです。
【
第三十番:灯明観音
】
自灯明・法灯明の教えに従って、蛍雪ほどの明かりを見いだして精進したいと思うのです。
【
第三十一番:麗光観音
】
山河大地が光明世界となるようにこい願い、諸仏と共に生きましょう。
【
第三十二番:蓮華観音
】
いのちの長短はありますが、行いの正しさを第一として、濁世なればこそ尚更清く生きねばなりません。
【
第三十三番:やすらぎ観音
】
安心(身)の決定は只管の打坐にあるでしょう。是より諸行が為されます。仏祖の坐法に習ぶとき、身心脱落いたします。
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